自立応援プラットフォーム『よこはま東部ユースプラザ』

よこはま東部ユースプラザ

よこはま東部ユースプラザは、若者一人ひとりの自立を、さまざまな支援機関とともにサポートします。

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〒230-0051 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央3-23-8
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休館日:日・祝日 毎月第3月曜日 年末年始

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よこはま東部ユースプラザ

2015年01月24日

毎月イツカはHappy Day

 

餅です。

 

typ1-1

 

初詣です。

 

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書き初めです。

 

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以上正月三段活用です。

 

東プラブログではBBQ秋のピクニックをはじめ、

季節イベントのご報告をする機会が多いので、

「なぜ、東プラではイベントが多いの?」、

というみなさんの疑問についてお話しようと思います。

 

私たちはクリスマスやバレンタインなどの街全体が、その雰囲気で彩られるイベントは別として、

季節イベントには参加できないままに、日常が過ぎていってしまいがちです。

 

また、ユースプラザを利用される方の中には、

家族以外の『誰か』と『何か』をする機会が少なく、

小学校以来イベント事に参加したことがない、という方もいらっしゃいます。

 

それならばその2つをくっつけてやってしまおうっ!

ということが季節イベント定期開催のきっかけでした。

 

その開催の中でみんなで企画を練って、

当日も一人ひとりが力を合わせてやり遂げる。

 

それがはじめての経験や10数年ぶりの経験だったりするので、

一層の達成感を得る機会になっているのでは、と感じています。

 

また、どうしても日程の都合が合わなかったり、

体調を崩したりして参加できない方や、

登録の時期がすこし遅くて、参加がかなわない方もいます。

 

そういう人たちにとっても、

こうして季節イベント開催を重ねていくことで、

 

「餅つきで筋肉痛になったよ」であったり、

「春といったら花見だよね、今年はどこに出かけようか?」であったり、

「BBQはやったみたいだから、夏は合宿を提案しよう」なんて、

 

思い出話を分けてもらったり、

思い出がまだ参加したことのない人への呼び水になったり、

これからのことを話しあったりしながら、

季節の移ろいと一緒に思い出が連なっていけたらな、と考えています。

 

そして、これから先東プラを卒業したあとも、季節の節目ごとに、

 

『ああ、あんなことやったなぁ』

『みんな元気かな、元気だろうな』

 

と、ちょっと思い出に浸って温かくなる。

そういうイベントが続けていけるよう願っています。

 

ブログをご覧になったみなさん、

みなさんもぜひ、東プラの思い出の1ページを彩りにきてくださいね。

 

東プラな一言

「おもちモチモチ キモチイイ あわせてモチモチ 超キモチイイ」

 

よこはま東部ユースプラザ

https://www.sodateage.net/ypt/yokohama/

2014年12月20日

まもなく、間もなく、マモナク

 

部屋にはコタツとストーブが出て、

からだもこころもポカポカ暖かい。

 

夕方はもう真っ暗で、

ところかしこでイルミネーションの光。

 

12月のこの時期は、「一年の終わり」ムードが半端ない。

この一年の総まとめ的な感じで、

流行語大賞とか、流行ったものとかさ、

「あー、あった、あった。でもこれって今年の話?」

って、いつも驚くんだよね。

 

まぁ、そんなことは一旦忘れてと・・・

 

寒さにかこつけて、布団から出るのも一苦労。

結局二度寝しちゃって、

昼過ぎになってようやく、重い腰を上げて動くわけ。

さーて、今日もそろそろ行こうかな。

 

チリンチリーン

 

東プラ玄関のドアの呼び鈴が鳴ると、

「○○さん、こんにちは。」

「こんにちはー!」

スタッフの声がやまびこになって返ってくる。

 

「寒かったでしょ?上はあったかいよぉ」

玄関がある1階から2階までの階段の道のりも、

外と同じく寒いのはここだけの話・・・。

 

ガラガラガラ

 

フリースベースのドアを開ける。

(こんにちは)

「お!○○さん!」

「こんにちはー」

「おー」「やっほ」

こっちののやまびこは数が多い、

いち、に、さん・・・プログラムもあったし今日は結構いるな。

 

ドスンッ

 

ソファーにからだを預けて、

かばんから本を取り出すと、

ゆっくりページをめくっていく。

 

カコンッ カコンッ

 

「あーーー!」「マジかよ」「よっしゃ」

卓球をやっている。

なかなか白熱しているらしく、窓を開けて半袖姿の人も。

 

カタカタ カチカチ

 

隣ではパソコンをいじっている。

タイピングゲームをやったり、動画を観てて笑ってたり。

 

ウーン ウーン

 

遠くから悩ましい声が聞こえてくる。

「あとこの1ピースだけなんだけどな」

「集中力つづかないわ~」

「・・・(もくもくと作業)」

パズルをやっている。

1000ピースだってさ、すごいね。

 

トントントン

 

「なにを読んでるんですか?」

肩を叩いて、スタッフが話をかけてきた。

どうやら、好きなジャンルが似ているようで

どんどん話が盛り上がっていく。

「へぇ、そうなんですね!」

「今後その本、読んでみますね~」

そういえば自分の趣味の話とか、好きなものとか、

誰かに伝えたことなかったかも。

 

「さぁ、きりの良いところで今日も終わりにしよっか」

17時。

帰る時間だ。

玄関では皆それぞれが、

今日あったあんなことやこんなことを、また話し出してしまう。

 

「お疲れさまでした」

 

ドアを開けると、外はさらに寒い。

「あ、これアカンやつだ」と、薄着のひと、

「まだ時間あるんだよな」と、バスの時間を待つひと。

 

今年も終わって、また季節は変わるけど、

人と一緒にいる安心感て、こういうことなんだろうな。

 

いつか読んだあの小説、

最後のページに書いてあったこの言葉が、

何となく頭をよぎった。

 

東プラな一言
 

「一年の 終わりにあるよ 大晦日  

       必ずしよう トイレ掃除 in my house!」

 

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クリスマスパーティに向けて、皆で作ったキャンドル

 

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と、そのリハーサルの様子

 

この物語は、利用者とスタッフの話を基に構成された、

東プラの何の変哲もない、いつもの1日の様子です。

ぜひ、東プラの雰囲気を味わっていただければと思います。

 

よこはま東部ユースプラザ

https://www.sodateage.net/ypt/yokohama/

2014年11月22日

ハプニング、皆でいれば楽しめる

秋だ!紅葉だ!ピクニックだ!

 

 

勢い良くはじめましたが、せっかくプログラムで外に出かけるなら、

スタッフ主体で計画を進めるのではなく、

やはり参加する方、全員で行き先を決めたり、

可能な限り、自分たちで計画を立ててもらいたい。

 

ということで、

 

今回、スタッフがやったことといえば、

ピクニックをするための日程と、

その計画づくりワークプログラムの時間を抑えたことだけで、

他はすべてノープラン、「あとは任せた!」という投げっぱなしっぷり。

 

まずは時間やお金、実現できる/できないは考えず、

出かけたい場所のアイデアを募ると、

北は浅草、南は小田原まで20個以上の候補が出てきました。

 

そこから、数多の多数決投票を繰り返すこと、小一時間、

最終的に「鎌倉」「みなとみらい」の2つに絞られ、決選投票。

 

2グループに分かれ、

交通費や移動時間などを調べて、

少しだけ具体的に計画を立てながら、

イチ推しポイントをプレゼンタイムにうつります。

 

鎌倉が1時間足らずでいけることがわかったり、

紅葉スポットを取り上げたり、

「海を眺めてお弁当を食べたいんだ!」という想いをぶつけたり、

中華街の美味しいお店を調べたり、

 

それぞれのプレゼンの結果… 「みなとみらい」に決定!

 

 typ11_1 グループワークで作った当日しおり3種

 

 

BBQ以来の外出プログラムだったので

参加者の気分はワクワク!

そんな雰囲気が伝わってきました。

 

平日にも関わらず現地は人がいっぱいで、

わたしたちも中華街で大勢の観光客や修学旅行生に混じり、

関帝廟の厳かな雰囲気の中、記念撮影。

その後の自由行動ではお弁当や飲茶、お土産を買い込んで、

さあ、山下公園でランチにしようというタイミングで、

ポツリポツリと雨が…

 

雨にぬれまいと駆け込んだ大さん橋ホールでミラクルが起きました。

食事が食べられる休憩所がガラス張りの大パノラマになっており、

マリンタワーから氷川丸、みなとみらい地区までを、

一望しながらのランチタイムです。

 

予定通り進まなくても、

都度参加者全員で話し合って、

モアベターな方法を探っていくこの感じは、

グループ活動の醍醐味ですし、

居場所でのかかわり合いがあるからこそ、

それができるという嬉しさを感じます。

 

typ11_2

 

 

「秋のピクニックのはずが、10度きるし、雨も降るし、波風は痛いし、極寒の地めぐりになっちゃった。

 こりゃエラいところに来てしまったと思ったけど、そういうハプニングも含めて良かったです」

 

「朝起きるのつらかったっす。まぁ、よく眠れそうっす。」

 

スタッフも久しぶりに長時間歩いたので

東プラに到着したときは、疲労感でいっぱいでした。

 

そんな疲労感が「季節のイベントを楽しんだ!」

という、達成感に変わる瞬間こそ My preasure

外出プログラムの良さなのかなと思います。

 

 

今回のような外出プログラムは

来月、新年以降も継続して行っていきたいと思います。

企画したがりな、そこのあなた!待ってますね!

(風のうわさでは年明けに餅つき大会が企画されているようですよ。

皆さんのアイデアで、餅つきを彩ってください)

 

東プラな一言

 

「もみじかな よくよく見たら おまんじゅう」

 

typ11_3

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