2020年05月18日
「心のひきこもり」-5.7NHKラジオ感想
5/7の夜にNHKラジオで「みんなでひきこもりラジオ」というのを聴きました。
ゲストの「キラーコンテンツ」さんという漫才師さんがちょうど横浜の鶴見に住んでいて、ボケ担当の長谷川崇さんが元ひきこもり当事者とのことでわたしも関心があったのです。
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ちなみにMCのアナウンサーの弟さんも5,6年ほどひきこもりを経験されたそうで、今なら弟に「そのまんまでいいんだよ」と声をかけてあげたいと話をしていたのが冒頭から印象的でした。
長谷川崇さんと和出仁さん(ツッコミ担当)の出会いは16歳の時のお笑いの養成所でした。長谷川さんは中学も不登校で肉体的にも精神的にも追い詰められた少年だったそうです。
「約束は守れない、連絡はできない」と長谷川さんにどう向きあったらいいのか試行錯誤していたそうです。
好きな歴史の話につきあうも肝心のネタ合わせには来ない…。
福祉相談員経験もある和出さんは長きに渡り長谷川さんと向き合ったのです。
そのラジオには全国から多くのTwitterやホームページからコメントが寄せられていました。
『コロナでまたひきこもりになった』
『自分のいないところで特別給付金の使い道が決まった』など今だからこその投稿もありました。
特に印象に残ったのは『人は誰もが心のひきこもりになる可能性がある』という投稿でした。
ひきこもりは自分には関係ない、そんなのは他人の問題、誰かの問題だと考えていると、明日は我が身だということです。私はコロナとひきこもりは『いつでもだれでもなる可能性があるもの』だとラジオを聴きながら重ね合わせていました。
一方で(社会の側から考えてみると)本当は『ひきこもりではなくひきこもらせ』
社会がひきこもりを作ったし、そういう風に言っているのだという意見もありました。
またひきこもりの人はラジオをよく聞いている。ラジオは見ないで聞いているだけだから楽だし、タイトルが『みんなでひきこもりラジオ』だとコロナでみんなが在宅にいるのでなおさら聞きやすいという声もありました。
このラジオの成り立ちはNHKのクローズアップ現代で社会問題として取り上げられていた「ひきこもり」を当事者の方々が「もっと社会に知ってほしい」というところから始まったそうです。
このラジオ、次回は7/23、7/24の二夜連続だそうです。
ぜひ皆さんも聴いてスタッフとラジオの感想を話すオフ会とかしたいと今から考えています。
(参考:NHKの記事より:キラーコンテンツさんの紹介)