2015年05月23日
Mekakushi walk~瞳を隠した先に見えるもの~
ポップな曲調のタイトルですが
残念ながら新曲を発売するわけではありません。
タイトルにある「目かくしウォーク」とは
アイマスクをつけ、目をかくした状態で、
からだの様々な動きや感覚を体験することをいいます。
2人1組のペアをつくり、
1人の方がアイマスクをつけて歩く
もう1人の方がアイマスクをつけた方のサポートをします。
「こんなの簡単でしょ!」
「いつも通り歩けば良いんですよね?」と
意気込んでいたのも昔の話
ウォーミングアップをした後
まずは室内でまっすぐ歩く
次は階段を使って昇り降り
そして最後は、外に出ての目かくしウォーク。
いつの間にか
「前が見えない~」
「なんだこの感覚はっ!」と
日頃感じることが出来ない感覚を体験し
参加者の多くが驚いているリアクションを取っていました。
何気ない日常の動きも
目をかくす、文字通り目かくしウォークを体験することで
人間が多くの情報を視覚から得ているのかが分かります。
一般的に五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)の中でも
視覚から入る情報量が約80%を占めるようなので
それだけ視覚から入る情報量が、日常の動きを優位にしていることが分かる
そんな時間を過ごせたのかなと思います。
この体験を通して感じた部分、
一番目立つ部分は“目をかくして歩くことの大変さ”ですが
本当はサポート役の方が
その状態に対して“どう言葉を伝えていくのか”なのかもしれません。
「あっちだよあっち!」「そっちじゃないってば」と伝えても
目をかくした状態では、その指示した部分が見えません。
「あと3歩進んだら、右に曲がってね」と
自分自身が伝えたい情報を、受け手側が欲しい情報へ
できる限り具体的な言葉で伝えていく。
これが少しずつ出来てくると
またコミュニケーションの幅が広がるような気がしました。
「東プラな一言」
目かくしも 驚き隠せず ワンダフル
夏に向けて新たに耕しています!乞うご期待!
よこはま東部ユースプラザ