ワークスタートは、第1期の7週目、最終週を迎えています。
今日は、ワークスタート修了生Ⅿさんのお話を聴くことができました。
医療機器の修理メンテナンスのお仕事を続けて4年目になるそうです。
いろんなお話をしてくださいました。かいつまんでお伝えすると・・・
卒業後、最初に就職した職場が、とても過酷だった。
長時間だったし、ミスして叱られるばかりだった。
メンタルをやられて通院もした。
ワークスタートで良かったのは、
ひさびさに「ほめられる」経験をしたこと。
些細なことを「よく出来たねぇ!」とほめてもらえたことが、
自信をとりもどすチカラになった。
毎日通うことで生活習慣が整ったことも、本当に助かった。
今の仕事は、就活中にたまたま見かけた情報がきっかけになった。
体調のことも考えて、時間外勤務が少ないことはあらかじめ確認した。
現役のワーク生に伝えたいメッセージもお聞きしました。
なんとなく決めずに、ちゃんと求人は見て選んでほしい
ひとりで悩まず、相談するのがいい
しごとセンターのアドバイザーさんやサポートステーションの相談を
利用すれば、プロの目線でアドバイスがもらえる
人と比べないこと。スタートも背景もそれぞれだから
ワーク生たちからも、たくさんの質問が出ました!
Q: ワークスタートのワークで、実際に役に立っているものは?
A: 伝え方、「I(アイ)メッセージ」などは、仕事で役立っている
Q: 職場体験で得たもの・気づいたことは何ですか?
A: チームで働くことの大切さがわかった。終わらないかもしれない、と思った仕事を協力し合って終えられた。頼まれていないことをプラスでやって、ほめてもらった
Q: 仕事の中で楽しい・うれしいと思える瞬間はありますか?
A: もともと手を動かすことが好きなので、修理は楽しい。原因のわからないような故障を、いろいろ手を尽くして解決できると、達成感がある
Q: 身につけておいてよかった技術はありますか?
A: メモすることはとても大事。覚えることが多い仕事。記憶力を過信せずに。
・・・などなど
ワークスタートの中では、企業の方の話を聞く機会もありますが、
自分たちの先輩にあたる方の話が聞けると、ぐっと身近に感じられますね。
Mさんは、忙しい中、仕事をお休みして来てくださったそうです。
「仕事をする喜びをみんなにも知ってほしいです」と
締めくくってくださいました。
貴重なお話、本当にありがとうございました!