《参加しようと思ったのは？》

高校を卒業したあとアルバイトをしていたのですが、体調を崩してやめてしまいました。
体を使う仕事だったのですが、自分にこういったものは合わないなと感じて、次は体力勝負ではなくて、落ち着いてできる仕事探そうと思いました。でも、そういう仕事は事務とかパソコンが使えないとできないことが多いのです。

パソコン自体は普段からインターネットを見たりで使い慣れていました。でも、仕事となると、そもそも必要となるようなスキルがわからず、そこで就職活動を進められずにいました。ジョブトレITを受けようと思ったのは、パソコンが中心なので希望しているものと近かったことと、仕事体験があったことです。働くために必要なスキルを身につけられるのではないかと思いました。

《参加してみて》

最初はパソコンの使い方や表計算ソフトを覚えていきました。使っていくうちにわからないことも出てくるのですが、スタッフの方に聞いたりできますし、一緒に受けているメンバーと相談することで気付くこともありました。聞く練習ができたのは良かったですね。

基礎的なものを覚えたらプログラミングも行います。もちろん、初めてやることだったのでしばらくは慣れるが大変でした。一週間くらいかけて、パソコンが自動で動いて処理されていくシステムができたときは感動しました。自分にもこういうことができるんだと自信になりました。

一番苦労したのは仕事体験のときです。本当に仕事の依頼があって、要望を聞くところから始めました。依頼の内容を聞いてるだけでも大変で、スタッフの方に助けてもらってばかりでした。みんなで依頼の内容を整理して、分担して作業を進めるのですが、わからないことも多くて、インターネットで調べて探すこともありました。体を使うわけではないけど、ずっと考え事をしているような感じで大変です。やっていくうちに仕事の進め方のようなものが実感できました。悩みながら作ったシステムが思ったように動いたときの達成感は大きくて、振り返ると楽しかったですね。完成したものをプレゼンで紹介するのですが、とても喜んでもらえました。自分が作ったもので喜んでもらえてこういった仕事にやりがいを感じられました。

このあとにインターンで実際の職場を経験させてもらいました。アルバイトとは違って、毎日決まった時間に出勤して、周りの方とのコミュニケーションをとる必要もあるので、仕事の雰囲気や実感が湧いてきました。

《今、感じること》

４ヶ月のプログラムが終わったあとは仕事のイメージもなんとなくつかめて、就職活動をスムーズに進められました。パソコンを使った仕事が合っていると思えたので、そういった仕事を探して応募しました。仕事体験のことを話すと興味をもって聞いてくださったので、面接で話すことができたのもよかったと思います。