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利用者の声

ジョブトレ

なんとなく通っているうちに、 働くことが現実的に思えるようになりました。

Y・Hさん 男性30歳
専門学校を卒業後、2年間、ひきこもりがちな生活を送る。ほとんどジョブトレのことを何も知らないまま通うことになったが、働く事への恐怖はなくなっていった。フルタイムのアルバイトとして働き、3年が経った。

「フツウの職場がこわい」
人間関係が怖いから働けなかった。

専門学校を中退したあと、2、3年間、ひきこもりのような生活をしていました。専門学校を中退したのは、人間関係が原因です。僕はずっと外に出たかった。けれど、僕の前には「人と関わる」という壁がありました。「職場」というものは「人間関係の極致」という感じがして、とても怖いものだったんです。

ある日、母から「一緒に行ってほしいところがある」と連れてこられたのがジョブトレでした。とまどう僕に対し、スタッフは気さくに話かけてくれて、「一度、流されてみるのもいいか」とジョブトレに通うことを決めました。

ほかのメンバーの面接や就職決定を
間近で感じられて恐怖感がなくなった。

ジョブトレに来るまでは「働く」ということに不安ばかりを感じていましたが、不思議なことに人の輪の中に「いる」ことに慣れてくるにつれて、だんだんと「怖さ」を感じなくなりました。ジョブトレでは、誰かが面接に行っていたり、就職が決まったりすることが日常的にあるので、どんどん身近に感じられたのかもしれません。

スーパーでのアルバイトが決定し、そこで働き続けて3年が経ちました。最初のうちは怒られたりしていたけれど、「コツさえ覚えればきっとできるようになる」と思えたのは、ジョブトレで様々な職業研修をしていたからだと思います。今では、「働く事は生活の一部だ」と考えられるようになりました。

あのとき、流されるような形だったけれど、ジョブトレに参加できてよかったと思います。何となく通っている間に変わっていった、そう思っています。

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