(走ろう 第4回大阪マラソン)寄付で「働く」を支える
大阪マラソンは現在、ランナーの参加募集が行なわれている。走り切る充実感、チャリティーによる社会貢献の意義。参加者や、今大会で拡充された寄付先団体の関係者らに、大会の魅力を聞いた。
NPO法人育て上げネット 理事長 工藤啓さん
今回、大阪マラソンの寄付先団体のひとつに選ばれたことは、若者の姿や現状を社会課題として知ってもらうために、多くの人と接点ができるありがたい機会だと感じています。
(若年者就労基礎訓練プログラム)ジョブトレでは、就職に役立つプログラム、IT技術の取得、インターンシップなど個々に合わせて取り組み、半年から1年で約9割が仕事に就いています。
ただ、事業を運営するのに受講料をいただかなくてはならない。経済的に苦しい世帯の若者ほど本当はプログラムを使ってほしいのですが、なかなか支援を届けることができません。大阪マラソンを通じた寄付はそこに充て、自己負担なく受講できる機会を作っていきたいと考えています。
(2014年4月27日付 読売新聞より抜粋)
以下のURLからお読みいただくことができます。
http://www.yomiuri.co.jp/running/feature/20140426-OYT8T50085.html