大学を中退してから動けなくなったが、ショップ店長として結婚もしている若者。
新卒入社した会社を一年で退職。「社会不安障害」と診断されたが、アルバイトで働いている若者。
専門学校中退からのひきこもりがちな生活を乗り越え、コンビニスーパーで働いている若者。
高校卒業後から六年間の空白期間を経て、インターン先に就職した若者。
中学時から不登校。社会的ブランクは一〇年を越えていたが、現在はフルタイムで働いている若者。
二〇歳から一五年間のひきこもり生活を経て、清掃会社の現場責任者となった若者。 六人の若者が語る、働く前の自分と、働いてからの自分。
「あなたにとって働くってなんですか」……そんな質問をぶつけてみた。
松尾智晶(京都産業大学準教授)と工藤啓(NPO法人育て上げネット理事長)の対談「“働く”を考えてみよう」も収録。
※本書籍はクラウドファンディング「シューティングスター」によって、資金を集め、制作されました。