これまでに支援を提供し就労に結びついた元・若年無業者(いわゆるニート)当事者達のエピソードとインタビューをまとめた『「働く」ってなんですか? 働けなかった僕が働けるようになってからわかったこと。』を4月5日に出版しました。
本書は昨年の7~9月に、クラウドファンディングサイト「シューティングスター」にて資金を募り、57名の方々のご協力を得られて、制作・出版することができたものです。
「働く」とは何か。その価値はどこにあるのか。働けなかった過去の自分と、働けるようになってからの自分を比較したとき、「働く」ことで得られたものはいったい何なのか。働く価値を改めて考え直すとき、働けなかった過去を持つ若者の言葉に、これからの日本社会におけるヒントがあるのではないだろうか。
若年無業の状態にあった若者たちがくるしみぬいたすえ、どのように働く喜びを知るようになったのか。同じようなくるしみを感じている若者たちが一歩を踏み出して、日本社会全体が「働く価値」を考えるきっかけを作ることができれば。私達はそのような想いから、本書制作のプロジェクトを立ち上げさせていただきました。