少し遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
私の出身は北海道の札幌なので、お正月は地元に帰っていました。
おいしいものを食べ、食べていないときは寝る。
というような年末年始を過ごしていましたが、みなさんはいかがでしたか?
私は3年前札幌から上京したのですが、それまで飛行機にはほとんど乗ったことがありませんでした。
空港で働きたいという人には何度も出会ってきましたし
実際に人気のある業種の1つでもあるのですが
空港に行く機会がまるでなかった私には、あまり魅力がわかりませんでした。
ですが、最近頻繁に飛行機に乗るようになり
「空港っていいな」
と、単純にも思うようになりました。
いつも少し早めに空港に行き、ぐるぐる見て回るのですが
この中に一体どれだけの人が働いているのだろうと思います。
飛行機のパイロット。客室乗務員。
チケットカウンター。サービスカウンター。荷物の預かり。手荷物検査。
飛行機の整備員。飛行機に荷物を詰め込む人。
お土産屋さん。食べ物屋さん。そこに納品する業者さん。
カードの案内係。清掃員。ツアーのガイド。
タクシーやバスの案内。季節の飾りつけをしている人。などなど。などなど。
目に見える表の仕事から、見ることができない裏の大事な仕事まで。
全部一度やってみたい。
と思います。
中でも私が一番やってみたいと思ったのは
飛行機が出発したときに外を見ると、手を振っている人。
あの人がなんの仕事をしている人なのか、私はわからないですが
私も出発する飛行機に手を振りたい。
なんてことを、その人を見るたび思っています。
年末年始の空港はたくさんの人で溢れていて
そこにはたくさんの想いがあるんだろうな。
仕事に行く人。実家に帰る人。旅行に行く人。
誰かと合う約束をしている人。一刻を争う緊急な人。
出会う人や、別れる人。
飛行機が定刻通りに出発するのを当たり前のように思っているけれど
もし何かあれば、ここにいる人全員が本当に困るだろう。
そうならないように、一生懸命働いているんだろうな。
そう思うと、
「空港の仕事っていいな」
と思うようになりました。
もし、私がもっと小さいときから飛行機に乗るような生活をしていたら
空港で働きたい。と言い出していたかもしれません。
話は少し変わりますが
電車が事故か何かで止まってしまったとき。
駅のホームも外も足止めされた人で大混乱している中、
てんてこ舞いになりながら対応している駅の職員さんを見たとき
「あぁ。駅の職員さんの仕事っていいな」
と思いました。
絶対大変だと思うのですが、私はその姿を見て確かにいいな。と思ったのです。
他にも
出発した電車に手を振る子どもに、手を振り返している運転手さんを見て
「あぁ。運転手さんの仕事っていいな」
とも思いました。
仕事選びにおいて、1つのポイントとなるのは
このような小さな「いいな」なのではないかなと思います。
空港の仕事や駅の職員さんの仕事も、きっと何か私の心をくすぶるものがあるのだと思います。
それはもしかしたら
「乗り物」
かもしれませんし
「大勢のお客さん」
かもしれません。
「手を振る仕事」
なんて、他の人にはあまり理解されないような不思議なポイントかもしれません。
私は他にも高層ビルの窓ふきの仕事もしてみたいですし
高級レストランの配膳係の仕事や
刑事ドラマで出てくるような鑑識の仕事もしてみたい。
現実的に私は今から鑑識の仕事はできないかもしれませんが
心をくすぶるポイントがわかれば、他の仕事ででも満たせるかもしれない。
小さい時になりたかった仕事はありますか?
憧れの仕事や、楽しそうだと思う仕事はありますか?
それはみなさんの心の何をくすぶるんでしょう。
そんなところからいろいろ仕事を見てみませんか?
みなさんの小さな「いいな」を、是非聞かせてください。
たちかわ若者サポートステーション
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