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2015年12月24日

人の手を借りる勇気


 

初めての場所へ行って、知らない人と会うときは、
とても緊張しますよね。
ちゃんとたどり着けるだろうか…
どんな人がいるだろうか…
自分を受け入れてもらえるだろうか…
そんな不安が頭をよぎります。

 

サポステの利用を経てIT関係の仕事に就いたKさん。
サポステに来る前は、何年も身近な人としか接していなかったので、
「知らない人と会話することに抵抗感があった」と言います。
そんなKさんがサポステに電話をかけたのは、
「この状況を変えたい」という想いからでした。

 

サポステを利用してお仕事に就かれた方へのアンケートに答えてくれた
Kさんのコメントを、ご本人の了承を得て以下にご紹介します。

 

〔ちょうふサポステアンケート Kさん 男性 30歳〕

現在の仕事について教えてください
IT関係でデータ入力をしています。
依頼にそってデータを入力していく作業です。

 

今の仕事のどのあたりが自分に合っていますか?
人と接することがメインではないことです。

 

就職活動を始めるまでにどのくらい時間がかかりましたか?
10年間働いていませんでした。

 

サポステはどのように知りましたか?
ネットで「ニート サポート」と検索しました。

 

サポステ利用前はどんな状況でしたか?
知らない人と接する機会がなかったので、
他人と話すことに強い抵抗感があったように思います。
面接に行っても落ちてばかりでした。
社会常識や、パソコンスキルが足りないと思いましたが、
お金や時間をかけて学んだところで、
この経歴ではどこも採用してくれないんじゃないか、と思っていました。

そんな状況を変えたいと思ったことがきっかけです。
自分の力だけではどうにもならない、人の手を借りようと思い、
手あたり次第調べて、行き着いたのがサポステでした。

 

サポステを利用して良かったことは?
就労に必要な知識や情報を得られたことです。
また、長い期間、自分の身内としか話していなかったのですが、
スタッフや他の利用者と話すことが練習になり、会話への抵抗感が減りました。

 

サポステの印象は?
行く前はだいぶ抵抗感がありました。
知らない人と話すことや、自分の話をしなければならないのがイヤだったからです。
特に自分の経歴を話すことは、以前の面接官の反応が頭に残っていて、
同じような反応をされるのではないか、と不安でした。
応募を強く勧められるのでは…という心配もありました。
でも、行ってみるとそういうことはなくて、気軽に通えました。
社会常識や面接についての知識、パソコンの使い方など
働くために必要だと思っていたことが、まとめて学べたのもよかったです。

 

これから利用を考えている方へ一言お願いします!
サポステのスタッフは怖い人ではないと思います。
気軽にサポートを受けてみてはいかがでしょうか。

 

初めてサポステに来る方の気持ち。
知らない人に自分のことを話し、「人の手を借りる」ことは
とても勇気のいることだと、改めて気づかせてくれたKさんのお話しでした。

 

*ちょうふサポステでは、就労に向けてのご相談のほか、
社会人マナーやコミュニケーション、パソコンでの文書作成などを
無料で学べる講座をご用意しています。
ご利用は予約制です。まずはお気軽にお電話ください。
☎042-444-7975

 

*行き方に不安のある方は、こちらの記事もご覧ください。

 

ちょうふ若者サポートステーション
https://www.sodateage.net/yss/chofu/


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