東京都教育委員会 が、東京都の地域教育に関連する施策や事業を紹介する 「とうきょうの地域教育」 (119号 1月30日発行)に、都立高校の中途退学未然防止・進路支援の取り組みを掲載いただきました。
(特集)都立高校生の社会的・職業的自立を目指して
東京都教育委員会では、 「都立高校改革推進計画・第一次実施計画」 の中で、目標Ⅱ「変化する社会の中で時代を担う人間の育成」として、現代の日本社会が直面する様々な課題の中で、職業的自立に必要な力を育成し、グローバル社会で活躍する人間を輩出することを掲げました。この目標を実現するために、2つの事業「都立高校生の社会的・職業的自立支援教育プログラム事業」と「都立高校における中途退学未然防止及び中途退学者等への支援事業」を実施しています。
都立高校における中途退学未然防止・中途退学者等進路支援事業
~都立高校生の進路を支える若者支援NPOのスタッフに訊く~
都立高校において、中途退学する生徒や進路未決定のまま卒業する生徒が5,000人を超えています。この数字は、全都立高校に在籍する高校生(約13万5千人)のうち約4%を占めています。中途退学や進路未決定卒業はニートやフリーター等非正規就労につながることも多く、将来の生活が不安定になってしまうおそれがあります。今回は、中途退学未然防止と中途退学者・進路未決定者への取り組みを進めている若者支援NPOのスタッフに都立高校生への進路支援というテーマでお話を伺いました。
古賀和香子さん ( 認定特定非営利活動法人育て上げネット 若年支援事業部担当課長)
五十嵐裕紀さん ( 特定非営利活動法人青少年自立援助センター 学校連携担当)