アトオシ・オンラインがはじまって半年以上。
就職が決まったという嬉しいお知らせをくださった方がいるので、紹介したいと思います。
動画編集講座の受講を目的にアトオシ・オンラインに参加され、先日就職が決まった牧野さん(仮名:以下牧野)にお話を伺いました。
――以前はどんなお仕事をされていたのですか?
牧野:新卒で小売業の企業に就職し、店舗で働いていました。新人研修では仲の良い同期もできて順調だったのですが、配属先の上司がどうしても合わなくて、体調を崩しました。病院にも行ったのですが、ご飯が食べられない状態が続き、仕事に行けなくなって退職しました。2か月くらいだったと思います。その後は、とりあえず元気になるために地元に帰り、趣味の山歩きや釣りをして過ごしました。
――どうしてアトオシ・オンラインを利用してみようと思ったのですか?
牧野:動画編集講座の情報を見たことがきっかけです。退職して1年くらいが経ち 、そろそろ働かなきゃと思って 、最初はハローワークや地域若者サポートステーションに行こうとしたのですが、具体的な「働く」ことをイメージすると、上司のことを思い出して怖くなってしまいました。まだ働ける状態ではなかったのだと思います。
そんなときに、SNSでアトオシ ・オンラインのことを知りました。もともと動画編集には興味があったので、「これならできそうかも」「やってみたい」と思いました。地方に住んでいるので、オンラインで参加できる講座でよかったです。
――どのようにプログラムを利用しましたか?
牧野:すぐにでも動画編集講座に参加したかったのですが、腰痛持ちで、座りっぱなしの講座を最後まで参加できるかなという心配がありました。スタッフの方にも相談すると、無理に講座に参加して集中できなかったり、途中で辞めることになってしまってはもったいないから、まずは腰痛との上手な付き合い方を見つけてからにしてはどうかと提案されました。たしかに、焦っても仕方ないというのと、あまり元気もなかったのでゆっくり自分のペースを見つけていこうと思い、その回の参加は見送りました。
それから1か月くらいは、短時間の講座に参加したり、メルカリで古本を売ったりしながら、無理なくできることをしました。腰痛も少しでも体を動かすと良いことがわかったので、意識して外出することを心がけました。そのときできることを少しずつ行ったことは自分に合っていて、心身ともに回復しているなと感じました。
スタッフの方とも「いけそうだ」と合意したので、動画編集講座に参加しました。スムーズに楽しく学ぶことができ、「できる」「得意だ」という自信を持ちました。
この勢いで他のことも学びたいと思って、web制作講座にも参加したのですが、こちらは思ったようにいきませんでした。コードを書いて、実行してみるという作業が苦手で、かなり苦戦しました。でもこの講座に出たことは無駄ではなくて、 自分の苦手が理解できたというのと、1か月間、定期的な講座に参加したので、不規則な生活リズムが改善され就活の練習になっていたと思います。それから大きかったのが、イライラ のコントロールという課題がつかったことですね。動画編集講座ではなかったのですが、web制作では、どうしてもイライラしてしまって……。
スタッフの方にも相談して、過去のイライラした経験を振り返ってみると、何度かそういった状態に陥ることがあったということに気付き、今のうちに解消方法を探しておくことはこれからも役立つと思いました。これも腰痛改善と同様、山や河川敷歩くことで落ち着きを取り戻せることがわかりました。苦手な講座を続けるのは大変でしたが、やってみないとわからなかった気付きがあり、参加してよかったなと思います。
――就職活動はどのように行いましたか?
牧野:近所の釣具店からアルバイトを募集しているから働かないかと声をかけてもらいました。正直迷いはあったのですが、接客は苦手だと伝えて、それ以外の仕事をさせてもらえることになったので、「これなら断る理由が見つからないな」 とやってみることに決めました。このとき、アトオシ・オンラインを利用する前に感じていた、働く恐怖は小さくなくなっていたと思います。ただ、過去の嫌な記憶は消えたわけではないので、新しい仕事をしながら思い出として受け止められるようになったらいいなと思います。
――これからもアトオシ・オンラインを利用されますか?
アルバイトを続けられるか不安なのでこれからも定期的に相談をするつもりです。困ったら相談できる人がいるというのは心強いです。あ、それから、早い時間のシフトを選んだので、仕事が終わったら山に行く時間も確保しました。もし嫌なことがあってもその日に解消できそうです。
――牧野さんの担当スタッフより応援メッセージが届いています。
アトオシ・オンラインでは、「できそうなこと」や「やってみたいこと」を一緒に考え、応援します。まずはあなたのお話を聞かせてください。
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