もう12月が目前と迫りました。
一年間の最後にご自宅を整理整頓する、オフィスのデスク周りを片付ける。そんな季節です。地域の自治会の役員になりますと、廃品回収の回収側の役回りがあります。
そこに参加すると、心の中で思うことがあります。それは、
「この不要品、寄付になるのにな。不要品が、若者や子どもたちの未来につながり、しかも、その一部は寄付控除になるのに」
自治会役員としてはしっかり廃品として回収しますけれど、それとは別に目の前の捨てられた物品が、次世代の支えになると思うと、「本日は廃品回収です」と呼びかけまわるより、回収呼びかけ車両の中心で叫びたくなります。
「それ、捨てるのではなく、もっと素敵な活用方法ありますよ!ちょっとやってみませんか!!」と。
今回、この時期に知っていただき、企業や個人としてやっていただけないでしょうか、というのが「Fashion Charity Project(FCP)」です。整理整頓を通じてまとめられた洋服やバッグ、靴やアクセサリー、そのなかには不要なものもあるかと思います。
それらを、未来を創る若者や子どもたちのためにご提供いただけませんか?
FCPはご提供いただいた洋服をサイトを通じて販売し、成約(買い手がつく)すると、その販売代金分が寄付となります。
仕組みはこちら
寄付として頂戴した金額分の寄付受領証(領収書)を、認定NPO法人育て上げネットより送付させていただきます。
育て上げネットは認定NPOなので確定申告をしていただきますと寄付控除が受けられます。
実は、僕も「もう着ないかな」という洋服を提供したことがあります。そして、妻のクローゼットから、バッグや服などを提供してもらいました。自団体への寄付はもちろんですが、どんな仕組みなのか。どのようなものが誰かの購入につながるのか。目の前の「不要品」にどんな価格が付くのかも知りたかったからです。
すると、普段洋服にセンスがなく、それがゆえに洋服選びが不得意な僕ではありますが、楽しい!気持ちになりました。自分の洋服がこんな形で出品されるのを見て、どなたかが購入してくださることがわかると、それが寄付になるわけですから、二つの喜びとなりました。
こんな仕組みを考えてくださったことも嬉しいですし、不要なものがゴミにならない。そして僕としても寄付の呼びかけがすごくしやすくなりました。
もし、年末年始に不要なものがご自宅やオフィスで出るようでしたら、ぜひ、思い出してください。その不要という判断、もしかしたら価値創造につながるかもよ!と。
不要なファッションアイテムがありましたら・・・
・Fashion Charity Project
不要な書籍やゲーム、DVDがありましたら・・・
・キフボン プロジェクト
とにかく不要な物品がありましたら・・・
・お宝エイド
ぜひ、不要だから捨てるのではなく、不要だからこそ社会課題の解決に、困っている誰かの安心に!よろしくお願いいたします。
工藤 啓