残暑お見舞い申し上げます。猛暑続いて夏バテ気味のきたです。
先日、ウェルファーム杉並(東京都杉並区)にて、イラストレーターの上大岡トメ先生と理事長工藤のトークセッションを催しました。
猛暑の中、57名の方にご参加いただき、本当にありがたく思っています。
今回は、その中でお話いただいたトメ先生のエピソードをご紹介いたします。
「大学院は行かない...?」
お子様の進路は幾つになっても悩ましいものですね、トメ先生もお嬢さんの大学卒業後の進路は大学院に進む予定で決まり段取りしていたところ、想定外なことが起きてしまいました。
突然「大学院は行かない、イラストの勉強する」と。
これにはびっくり!何が起きたの?
お金も振り込み終わり、4月からは大学院に通い、勉学を深めるものと思っていたからです。
「何でなの?どうしてなの?」
「何考えているの?」
「今更どうするの?」
責め立てる言葉が頭の中を駆け巡りお子様にぶつけようとしました。ところが「はっと」気付いたそうです。
話を遮らない
ちょうどその頃『子どもがひきこもりになりかけたら』の取材のために聞いた言葉が浮かんだとのこと。
”お子様から理不尽なことを言われた時、「話は遮らない」で聞いてください。子どもには子どもなりの理由(ワケ)があるからです。”
怒る気持ちを抑えながら、すべてお嬢さんの言い分を聞きました。
お嬢さん自身も、自分の置かれている状況を考え抜き、それでも自分の夢を叶えたいという想いから発された言葉でした。
もしかしたら、話を聞くまえに問い詰めていたら、知ることのできなかった感情かもしれません。
今では、お互いに決裂することなく、そのときのお嬢さんの言葉を信じて、夢を応援しているそうです。
親子の関係を取り持つ5つの約束
「結」では、会員の方にお願いしている「5つのお約束」があります。
親子だから以心伝心…と思ったりもしますが、「結」に相談にいらっしゃる方の中には、実際に話をしてもらうと「そんなことを思っていたの!?」と気づきが生まれることもしばしばです。
ひとつずつでも、意識して試してみてはいかがでしょうか。
今回は特に「①話を遮らない」について実体験をもとにまとめてみました。
その他の約束ごとについても今後、まとめていきます。
母親の会「結」
相談員 きた
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