2017年12月27日、NPO法人CANVASの皆さんと連携して人型ロボット、ソフトバンクロボティクスPepperのプログラミングに挑戦しました!
第2弾の今回は、CANVAS様を通じ、Microsoft AzureのFace APIを使ってPapperに顔を認識させることにチャレンジしました。(※第1弾夏休み実施のブログはコチラ)
参加してくれたのは、主にまなびタスに参加をしている中学1年生から3年生。前回に引き続き参加してくれた子もいました!そして、今回は大人チームも作品作りに参加し、場を盛り上げました!子どもも大人も真剣勝負なワークショップの時間です。話しと手ぶりをタイミングよく合わせるためには、“wait”を使うなど、ふだん人と話すときにはあまり意識していないことを意識することも大切です。
「Pepper 社会貢献プログラムを活用し実施しています」
午後はいよいよ顔認証のAPIを使用したプログラミングです。作品づくりに入る前に、実際にAPIを使ってモノづくりをされているForex Robotics 株式会社の高橋一行さんから、コーヒーメーカーとPepperを連携すると、常連さんの「いつもの」オーダーを受けることができるなど興味深いお話を伺いました。
ワークショップでも、条件分岐を使いながら、Pepperの前に立つ人によって話す内容を変えていきます。
たとえば…
老人ホームの玄関で加入している人には
「いってらっしゃい、お気をつけて!」
お客さんには
「こんにちは、お見舞いですか?お疲れ様です」
警備員には
「見守りご苦労さまです!」
遊園地の立ち入り禁止区域で、関係者以外には
「こんなところで何をしている?」
など、短い時間の中でしたが、ただシチュエーションを考えるだけでなく、Pepperが話すとき、語尾をわざと伸ばすことでおもしろおかしくするなど、人がロボットとコミュニケーションをするうえで、より楽しくなるような工夫が詰まった作品が生まれていたのが印象的です。子どもも大人も協力し合って、Pepperと一緒の未来のシチュエーションがたくさん生まれました。
当イベントで育て上げネットのジョブトレIT(ITを中心にした短期集中の就労基礎訓練プログラム)参加メンバーは、「人に伝える」ことの難しさや大変さを学び、ITスキルだけではない貴重な経験を積みました。
「Pepper 社会貢献プログラムを活用し実施しています」
*Microsoft × CANVAS「YouthSpark: Programming for all」プロジェクトの一環で、ソフトバンクグループ株式会社のPepper社会貢献プログラムを活用したワークショップを実施しました。