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2017年10月19日

悩みごと解決のための「三種の神器」


生活していればいろんな悩み事(問題)がありますよね。
おなかがすいた 欲しいゲームがあるのにお金が足りない SNSのメッセージが既読スルー?
就活がうまくいかない… そんな問題を解決するための「三種の神器」をご存知ですか?

<リソース>
その人自身が持っている、問題解決に利用できるものや利用できること(何があるのか、何ができるのか)
<イメージ>
問題が解決されたあとのイメージ(どうなっていれば悩みが解決したと言えるのか、どうなっていたいのか)
<アクション>
問題解決のための行動(悩みを解決するためにどのような行動をするのか)

例えば「おなかがすいた。さぁ、どうする?」という問題を解決するためのリソースはなんでしょう。
冷蔵庫にキャベツがあった……リソースです。
棚にカップ麺発見! これもリソース。
あと、料理を作る道具……包丁、箸、電子レンジやコンロ、水やガスもリソース。
もちろん、包丁を握ることのできる「手」もリソースです。
調理を手伝ってくれる家族がいれば、それもリソースです。
外食するためのお金もリソースです。 リソースってたくさんあります。

「水」や「手」といった“当たり前”は見過ごしてしまいがちですが、 “当たり前”も含めてリソースは徹底的に探しましょう。
だって、水がなければお湯だって沸かせない。カップ麺は食べられない。 その次に、「何を食べるか」をイメージします。

問題解決像……つまり“どうなっていればその問題が解決したと言えるのか”を具体的にイメージします。
この場合は、何を食べれば、「おなかがすいた」を解決できるのかを想像してみます。
漠然と「何でもいいから食べたい」ではダメです。

食べたいのはホイコーローなのか、ロールキャベツなのか、できるだけ具体的に考えます。
あとはそのイメージに向かうアクション(行動)を起こします。
ホイコーローが食べたいならキャベツをざく切りに、ロールキャベツならばできるだけ葉を破らないようにはがします。
ホイコーローを食べに行くなら、まず靴を履かなければなりませんよね。

そうなんです。
「なんでもいいから食べたい」では、「何をすればよいのか」がわからないのです。

就活でも三種の神器

具体的にイメージできれば、どんなアクションを起こせばいいのかが自然に思い浮かぶのです。
就職活動についてもこの「三種の神器」が必要です。

まずは、あなたのリソースを考えます。
あなたは何ができますか?
何を持っていますか?
他には? 
それから?
徹底的に探します。

ここで大切なのは「“当たり前”を見落とさない」こと。
自転車に乗れるのは当たり前?
そんなことはありません。すごいリソースです。

それから「“今あるもの”に注目する」こと。
ないものを探さない。
大根がないことを嘆かない。今あるキャベツに注目する。
苦手なものを探さない。得意なものを探す。できることを探す。
そして、イメージします。

就職したらあなたはどんなふうに働いていますか?
何の仕事?
職場の雰囲気は?
先輩や上司はどんな人?
「いい仕事」という抽象的な言葉ではなく、具体的な言葉で楽しく働いている様子を想像してみましょう。

次にアクション。
大きなアクションでなくていいんです。
いきなり履歴書が書けなければ駅のフリーペーパーを手に取ってみるだけでいい。小さなアクションから始めましょう。

小さなアクションは次のアクションのきっかけになります。 小さなアクションとして、サポステに一度電話してみるのも一つの方法です。
ダイヤルするだけでもいいのです。
その小さなアクションが次のアクションにつながります。
「はい。ちょうふ若者サポートステーションです」
声が聞こえたら、勇気を出してちょっとだけ声を出してください。

「……相談できますか?」


ちょうふ若者サポートステーション
https://www.sodateage.net/yss/chofu/
☎042-444-7975(水・日・祝・第3月曜日を除く10時~18時)


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