こんにちは。ジョブトレの桜田です。
皆さん、日々のお昼ご飯ってどうしていますか?
ジョブトレのお昼休みにジョブトレフロアを見渡すと、コンビニ弁当、コンビニおにぎり、カップラーメン…と買ったものを食べている方が大半を占めています。
(中には「自分でお弁当を作っています」という頑張り屋さんもいますが。)
節約のためなのかスナック菓子で済ます方や、お昼を抜いている方をお見掛けすることがあります。
そんなジョブトレ生に健康なごはんを食べてもらいたい!というスタッフの想いから生まれたのがジョブトレランチです。
ジョブトレランチとは、週に数回、スタッフとジョブトレ生で(時には卒業生も)一緒にご飯を作って、コンビニより安く、おいしいご飯を利用者や職員に食べてもらおうという取り組みです。
ジョブトレランチの取り組みには“しっかりとご飯を食べてもらう”ということ以上の意味もあります。
まずは、料理経験のないジョブトレ生が料理にチャレンジする体験が出来ること。
「家で料理はしないのでいい経験になった。将来的に役に立ちそう。」
「ご飯をよそって渡したときに、ありがとうって言われたのがうれしかった。」
というように、一緒に料理をする、誰かに食べてもらうということはジョブトレ生たちにとっていい経験になっているようです。
2つ目に、みんなで同じご飯を食べることでコミュニケーションが生まれるということ。
ジョブトレのお昼休みはそれぞれ散らばって黙々と食べるということが多いのですが、ランチ実施日には一か所で盛り付けをするので自然と同じテーブルでご飯を食べるということが増えます。
同じものを一緒に食べることによって「おいしいね」と食事の感想から会話のきっかけが生まれることがあります。
また、普段は事務所でお仕事をしている職員の方がジョブトレランチを食べにフロアに来てくれることもあり、普段関わりがない人と関わるきっかけになることがあります。
3つめはジョブトレランチによって寄付が集まるということ。
ジョブトレランチの売り上げは、基本的には材料や備品購入など、ランチの運営費として利用されています。
ただ、職員を中心に、「ジョブトレのために役立てて!」と設定した金額よりも多めに料金を払ってくださる方もいます。
そんなお金をチャリティとして積み立て、ジョブトレのプログラムやイベントのために利用しています。
昨年度にはジョブトレランチの売り上げでジョブトレ遠足を実施することが出来ました。
ジョブトレランチは昨年からはじめて試行錯誤しながら続けていっている取り組みです。
今後もジョブトレ生やジョブトレのために役立てていければと思っています。
(写真は7月に作った親子丼です。)
若年者就労基礎訓練プログラム・ジョブトレ