私たちちょうふサポステスタッフは、利用者の方が「やりたいことがないから仕事に就けない」と言う声を多く耳にします。
でも、本当にやりたいことがないと働けないのでしょうか?
「やりたいこと」がはっきりしない場合は、「できること」を見つけて、それを足がかりに就活を始めるのも一つの方法です。
ちょうふサポステでは、体験を通じて「できること」を見つけるサポートをしています。
なかでも、実際の職場で働く体験ができるのが「職場体験」です。
これは調布市とサポステの運営団体との協定に基づき、調布市の事業をサポステで実施しているものです。すべての体験先は調布市内の企業や店舗です。
現在では体験の選択肢が増え、複数のメニューから自分に合った体験先を選んでいただるようになりました。
どのような内容なのか、その構成についてご紹介します。
職場体験の特徴
・体験先の環境は、社会経験が少ない方でも安心して参加できるものから、受け入れ先のスタッフの方とのコミュニケーション(報告・連絡・相談)が実際の職場の雰囲気に近いものまであります。
・それぞれの体験では「学ぶ」テーマが異なります。
・体験先は下記の図のように4種類あり、希望に合わせて体験先を選べます。(左からから順に参加する必要はありません。)
こんな方に参加をおすすめします
「働いた経験が少なく(まったくなく)自分はどのような仕事ができるのか分からない」
(自己理解、仕事理解を目的とした参加)
「対人スキルの不安を抱えていて、働き出す前にもう少しトレーニングが必要だと思う」
「しばらく働くことから離れているため、再就労に向けて、自分のスキルをチェックしたい」
「実際に仕事に就いてみることが解決への一歩だと分かっているけれど、いきなり求人に応募するのは、なかなかハードルが高いし・・・」
長期間こんな不安な思いを抱えた沢山の方が仕事体験に参加されました。
参加者の感想の一部をご紹介します。
これまでは「自信がないからできない」と思ってきたけれど、参加してみて、自信がなくてもチャレンジしたらできる事もありました。「自信がない」=「できない」ではないと実感しました。
< 働く基礎を学ぶ(小商い体験)に参加 20代 女性 >
これまで販売は、「売る側がお客さんを説得し商品を買ってもらう大変な仕事」というイメージでした。けれど今回の体験では、お客さんが喜んで商品を買って行くことに驚きでした。
喜んで買って行ってもらえる販売なら、やってもいいな、と思いました。
< 働く基礎を学ぶ(小商い体験)に参加 10代 男性 >
自分が仕事に慣れるまでのリズムに気付くことができました。「最初はいつも緊張するもの、しばらくすれば慣れてくるから大丈夫」と自分に言い聞かせました。そのためだんだん緊張せずに仕事を行えるようになりました。緊張している中でも、思っていたより慌てることなく仕事ができたので、自分の力量を知ることもできました。ミスをすることもありましたが、謝って、その後の切り替えもできたのでよかったです。
< 作業系の仕事を学ぶ(各種軽作業体験)に参加 20代 女性 >
参加者の方の声や、体験の内容について、もう少し詳しく知りたい!と思われた方は、ぜひお問い合わせください。分かりやすい資料をご用意しています。
ちょうふサポステの仕事体験で、働く自分をイメージできるようになりませんか?
講座のご利用には事前登録が必要です。まずはお電話ください。お待ちしております。
☎042-444-7975(水・日・祝・第3月曜日を除く10時~18時)
ちょうふ若者サポートステーション
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