たちかわ若者サポートステーションには、就職に関するいろいろな悩みを抱えている人が日々相談に来られます。
中には大学を中退したことがネックだと感じられている方もいらっしゃいます。
具体的には、昨年度、たちかわ若者サポートステーションに新規登録をした方の12%の方が中退経験者。10人に1人の割合ですから、少なくありません。
大卒で働いた人の多くは、大学のキャリアセンターや就職ガイダンスを受け就職活動を行った経験があるので、就職活動そのものをどう進めて行くのか。どんな準備をすればいいのかのある程度の見通しがたつようです。
ただ大学中退をした方は、高校時代を含めそうした就職活動の「いろは」に触れる機会が得られません。いざ「就職をしなければ」と思ったとしても、「何からどう手をつけたらいいのかがわからない」と、動きにくく前に進めなくなってしまうとのこと。
そうですよね。と、お話を聞いていていつも思います。
最初の一歩の踏み出し方がわからないばかりに、そのまま時間だけが立ってしまった。
そうなってほしくないな。と思っています。
そもそもこれだけの情報社会でありながら、なぜ最初の一歩の踏み出し方がわからないのか。
調べれば出てきそうなものですし、実際何かしら出てくるのだと思いますが、こう悩む方が多いのも事実です。
きっとそれは、それぞれにとっての最初の一歩が違うからなんだと思います。
最初の一歩を踏み出す方向もそれぞれ違ければ、歩幅だってそれぞれ違います。
踏み出し方や歩幅は、自分一人ではわかりにくいものです。
サポステではスタッフがみなさんに合わせた就労に向けた最初の一歩を一緒に考えます。
中退したことに対して、何かしらの負い目のようなものを持っている方もいるかもしれません。
確かに面接で、大学の中退理由は聞かれると思います。
嫌ですよね。
「これ、正直に答えていいのかな」
「印象悪くないかな」
どうしても悩みますよね。
残念ながらサポステには、大学中退の事実をなかったことにするような魔法はないですけれど、「中退」という同じ悩みを抱えながらもお仕事に繋がっていった方をたくさん見てきています。
みなさんにとっての、何かヒントが見つかるかもしれません。
一緒に考えてみましょう。お電話お待ちしています。
たちかわ若者サポートステーション
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