ちょうふ若者サポートステーションです。
若者向けの就労支援機関にはそれぞれの特色があります。
サポステでの相談や講座を利用し、求人の応募に向けてステップアップはしているけれど、
ちょっとあと一歩の自信が持てない…!そんな方に、以前ご紹介したのが、
働くことをイメージできる支援プログラム、東京しごとセンターの「ワークスタート」。
※東京しごと財団の委託を受け、
育て上げネットが運営させていただいている無料のワークショップ型プログラムです
アンケートの「Fさん」は、今回、このプログラムに参加。週5日×7週間 通うことで
生活リズムも整って、「フルタイムでも働ける自信に繋がった」のだとか。また、
プログラムでは実際の職場体験も用意されていて、そこで、自分の得意なことに気づき、
「就活にとても前向きになれた」とおっしゃっていました!
〔ちょうふサポステ・アンケート Fさん〕
現在の仕事について教えてください
デパートの地下でお菓子を販売するパート販売員です。商品の発注、接客と販売が主な仕事です。
お客さんの要望に応じて詰め合わせを作って包装したり、配送品の準備などをすることもあります。
基本的には店頭に立っている時間が長い仕事です。
今の仕事のどのあたりが自分に合っていますか?
販売業の中では、スピードより丁寧さを求められる仕事で、お客さんとじっくり向き合って
要望に応えていくかたちなので、私の性格に合っていると思います。
また、私はオープニングスタッフとして入ったのですが、同期の方たちがお話しやすく、経験豊富で
何でも教えてくださったので、仕事も早く覚えることができました。
職場に同性の方が多いという点も、馴染みやすさに繋がっていたと思います。
就職活動を始めるまでにどのくらい時間がかかりましたか?
大学卒業後1年半ほどです。在学中もほとんど就職活動をすることができないまま卒業してしまい、
働いた経験も全く無かったため、自信もなく、何をすれば良いのか。自分に何ができるか分からない、
という状態が長く続いていました。
サポステは何で知りましたか?
自宅近くのハローワークに「サポステ」のチラシが置いてあり、持って帰ったのがきっかけです。
ハローワークに行ってもなかなか自分がやりたい職種が見つけられないなかで、
「働きたい。でも、自信がない。」というコピーにとても共感したのを覚えています。
サポステ利用前はどんな状況でしたか?
専門的な技術を学ぶタイプの大学に通っていたのですが、その分野が自分に合っているとも
続けて行きたいとも思えず、やりたいことも見つからず、ひきこもりがちになってしまっていました。
高い学費を払って大学で学んだことを活かすことができない、やりたくないという状況を、
自分で受け入れられず、後ろめたさから、そのことを両親にも相談できませんでした。
実家から離れて一人暮らしをしていたこともあって、人とほとんど話さない日が続き、
ますます外に出なくなるという悪循環になっていました。
サポステを利用して良かったこと
とにかく一歩を踏み出して状況を変えなければ、という思いでサポステへ行ったので、
相談しやすく、じっくり話を聞いてもらえる場所があるという感覚が、とても心の支えになりました。
思っていることを少しずつでも言葉にしていくことで、自分の気持ちを整理することができ、
やるべきことがはっきりしていきました。また、サポステの紹介でワークスタートに参加できたことが
今回の就職に繋がりました。
サポステの印象は?
落ち着いて話を聞いてもらえる雰囲気です。机がそれぞれパーテーションで仕切られているので、
普段は口に出しにくいことも話しやすいところが、とてもありがたいです。
これから利用を考えている方へ一言お願いします
家族や友人、自分の力だけでは解決できない問題もあります。私はサポステに行ってみて、
自分と同様の悩みを抱えている人は、案外、世の中に多いのだということに気が付くことができ、
とても気持ちが楽になりました。試しに電話をしてみる、というだけでもきっと何かが変わるので
ぜひ怖がらずに一歩を踏み出してみてください。
就活に踏み出すまでの道のりは、ひとそれぞれ。
私たちは、サポステでの相談等はもちろん、それだけではなくて、ひとりひとりに
より良いと思われる「選択肢」を少しでも多く、情報提供できるようにつとめています。
就活に一歩を踏み出すことに向けて、私たちと一緒に考えていきましょう!
ちょうふ若者サポートステーション
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