先日、日本IBM様のご協力の元、第二回目となる
科学実験イベント「トライサイエンス」を実施いたしました。
(第一回目「紙の橋」https://www.sodateage.net/2005/)
「学習」を勉強することだけではなく、
様々な経験を積むことで生きる力を身につけること
とも捉えている学習スペース高松では
1学期に1度、科学実験イベントを定期開催しています。
今回の実験は、「強い船」というテーマで、
アルミホイルを使って、どんな船を作れば
上におはじきを多く乗せられるかという実験。
おはじき1つを1点として、点数を競いながら実験しました。
渡された 正方形のアルミホイルを、
まずは見たことのある船の形に折っていく子どもたち。
きれいな船の形に最初は満足でしたが、
おはじきを積むうちにすぐに船が沈没してしまいます。
そこからしばらく、
どんな形が良いか?どんな置き方が良いか?
それぞれが試行錯誤しながら新たな船を生んでいきました。
今回の最高記録、126点を達成した中学生の男の子の船は
周りから「輝いて見える!」と評判でしたが、
船の形はいたってシンプル。表面積が大きく安定した船でした。
多くの子が、
船を作ることに夢中で、周りの声が耳に入らなくなっているなか…
焦って一度にたくさんのおはじきを乗せてしまうなか…
ついつい凝った形の船を作ってしまうなか…
IBMのみなさんや、たくさんおはじきを乗せられた人の
アドバイスを上手く聞き入れ、素直に船を作っていきました。
途中で嫌になって投げずに続けたことも成功の一因でした。
今回も、目標にむかって失敗してもトライしつづけ、
競争の結果がどうであれ、楽しく実験を終えることができました。
これから先、
船が沈みそうになっても、また作り直すことができるよね!
どうせなら沈んでしまいそうなくらい、
たくさんのものを積んで大きな海を進んで行きますように!
学習支援事業(学習スペース)
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