育て上げブログ

子どもの将来相談窓口「結」

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2021年08月31日

子どものSOSをいち早くキャッチするには?


「明日、学校いきたくない。」

いままでの子どもの様子からは、想定外の発言でびっくりされる方は少なくありませんが、言葉にする前に小さなサインを出していることがあります。

子どもの出すSOSに、少しでも早く気づくことは、大難は小難に、小難は無難にすることにつながります。抱える難が大きくなればなるほど、回復にも同様に時間がかかるので、初期の小さなSOSを見逃さないことが大切です。

<言葉になっていないSOSサイン>
・朝起きるのがつらそう
・頭痛や腹痛など、体調の不調を訴える
・普段は、宿題をちゃんとやるタイプなのに全く進んでいない
・きょうだい喧嘩が増える
・笑わなくなった
・些細なことでイライラしている
・落ち着きがない

このようにいつもと違う様子には注意が必要です。
もし、あれ?と思うことがあれば、丁寧に話しを聞く機会をつくってください。スムーズに話ができない場合もあるので、そんなときは一緒に家事をしたり、子どもが興味のある話、例えばアニメやゲームなど、子どもが話に乗ってくる様な話題を振って話しをしやすい空気感をつくってください。

そして、
「最近朝起きるの大変そうに見えるんだけど、体調よくない?」
「宿題進まなそうだけど、何か嫌なことでもあった?」
などといつもと違う様子をたずねてみてください。

そのときに、何を聞いても「怒らない」約束をすることで、子どもが話しやすくなります。
子どもは、これを話したら迷惑をかけてしまうかもしれない、心配させてしまうかもしれない、怒られるかもしれないと思って話せないことがありますので、安全を確保してあげてください。

話しをしてくれたら、どんな内容でも向き合い、「興味を持って聴く」「わからないことは、尋ねる」「安全を確保する」この3つを守りながら、子どもに寄り添ってください。決して、すぐに提案や指示しないようにしましょう。なぜそう思ったのか、どうしたいと思っているのかなど、まずは話を聞いてみてください。きっと気が付かなかったことが見えてくると思います。

また現在も感染拡大を続けるコロナの影響で、子どもたちの行動が制限されています。国立医療成育研究センターの調査によると、コロナ禍でストレスを抱えていると答えた子どもは75%(小中高生)。一見元気そうに見えても限界ギリギリの状態であることもありますので、子どものSOSをキャッチするために観察力を高めてください。

子どもは親には心配かけたくないから自分でなんとか解決しようと一人で抱えてしまいます。

もし、親御さんもどうして良いかわからない場合は、わたしたちにご連絡ください。お子さまへの接し方を一緒に考えていきましょう。ご連絡お待ちしています。

子どもの将来相談窓口「結」  蟇田


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