育て上げブログ

2020年10月20日

『ドリーム・ハラスメント…「夢」で若者を追い詰める大人たち』の著者高部大問さんにインタビューしました。


「やりたいことがないから進路が決められない」
「夢なんかない」……そんなふうに言う高校生によく出会います。
そして、私たち大人はそんな高校生をもどかしく思ってしまいます。

でも、立ち止まって考えてください。
私たち大人は「やりたいことを見つけて進路を選ぼう」
「夢に向かって将来の道を考えよう」と、ことさらに言っていませんか?
「夢」という言葉を使って、若者たちを追い詰めていませんか?

若者に夢を強要することを「ドリーム・ハラスメント」だと見抜いたのが
高部大問さんです。多くの若者に接してきた高部さんに、
私たち大人が若者と接するときのヒントをお聞きしました。

●高部大問(たかべ・だいもん)さんプロフィール
1986 年、大阪府生まれ。
慶應義塾大学商学部卒業後、中国留学を経てリクルート入社。
自社の新卒採用や他社採用支援業務などに携わったのち、
「子どもたちを上から目線で評価しない支援を模索する」べく、
多摩大学事務職員に転身。
2020 年 6 月、『ドリーム・ハラスメント…「夢」で若者を追い詰める大人たち』
(イースト新書刊)を刊行。大きな話題となった。

PART1

●ドリーム・ハラスメントってなんですか?
●若者たちはそんなに夢を強制されているんですか?
●ドリハラがあることに気づいたのはいつですか?

PART2

●ドリハラを受けた若者たちはどんな反応をするのですか?
●なぜまわりの大人は夢を強制するのでしょうか?

PART3

●キャリア教育の現場でも「夢」は使われていますか?
●今は「キャリア教育」と「職業教育」は同じですよね?
●今のキャリア教育の課題はなんですか?

PART4

●「逆算型」とはちがう「加算型」のキャリアとはなんですか?
●一歩先しか見えない若者に大人は不安を感じませんか?
●加算型のキャリアに必要な自己効力感・自己肯定感とは?

PART5

●若者の成功体験のために大人はどうすればよいと思いますか?
●キャリア教育を積極的に行うヒントはなんですか?
●若者のまわりにいる大人たちへ


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